世界遺産エリア
弘法大師が42歳の時、厄除観音を祀られたお寺です。
高野山表参道の玄関口で、高野山への宿泊客や参詣者で賑わったと伝えられています。このお寺は、慈尊院よりも前に建てられたといわれています。
勝利寺とその周辺の見どころ
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勝利寺仁王門
この仁王門は、安永2年(1773年)に完成したと伝えられています。
両脇の仁王は、高さ2.4mあり、延享元年(1744年)に、高野山奥の院の明遍杉で作られたとされています。
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御幸門
この門は嘉応元年(1169年)、後白河上皇が高野山に参詣された事をきっかけに、のちに天皇、上皇の玉髪を高野山へ納める使者はこの門から入って宿泊されるようになりました。
勝利寺の本堂、地蔵堂、鐘楼は、回廊でつながれていて、少し変わったつくりをしています。